fab
2016年9月10日
結婚式の席札・ウェルカムボードを手作りする
先週結婚式・披露宴を行いました。
こまごまとしたもの作りが好きなもので、はじめは招待状や席次表やプチギフトなどの小物を活版印刷やらシルクスクリーンで手作りしたい~!作らせろ~~!!と思っていたのですが、さすがに時間的に厳しくて、ピンポイントでウェルカムボードと席札だけを手作りすることにしました。
席札は一人一人の方にお持ち帰りいただけるものなので、できればお土産にできそうなものを…と思い、レーザーカッターで木にお名前を彫り込んだものを作りました。
イラストレーターでデータを作って、レーザーカッターに流し込めば、形通りにカットし、彫刻も施してくれます。
こんなかんじ。
1枚の木から20名分ぐらいを同時に切り出したのですが、彫刻が思いのほか時間がかかって、20人分を作るのに40分ぐらいかかりました。焦げ目の処理をどうするかとか、表面をどう加工するかとか、なかなか悩ましいところはあったのですが、結果としてなかなかよい風合いに仕上がったのではないかと思います。
レーザーカッターはSONY Creative Loungeさんのものを使わせていただきました。いつもありがとうございます。
ウェルカムボードははやりの黒板風で。イラストレーターでデザインした文字とイラストを、黒板風に仕上げた板にトレーシングペーパーで転写してポスカでなぞるという、アナログな方法で作りました。これはなかなか難しかった…。
(photo by Aさん)
最近はPinterestやInstagramで結婚式演出のアイデアもたくさん仕入れることができ、ものを作るための道具や材料も簡単に手に入ります。アイデア次第で安価に自分くイベントの演出ができる、なんとも楽しい時代になったなとしみじみと思うのでした。
2015年10月23日
LOFT & Fab Award 2015 入選作品が展示されています
まえまえから「パスタ1人分100gは多すぎる。でも一般のパスタメジャーは1人前100gだから、オリジナルの80gとか70gのパスタメジャーが欲しいよな。レーザーカッター使ったら簡単につくれるんじゃないかなー」と思っておりまして、そんな矢先にレーザーカッターの作品を応募できる「LOFT & Fab Award」というイベントを知ったのです。
昨年第1回を開催いたしました「LOFT & Fab Award」は「使う人が作る人」というコンセプトのもとに、
生活者自らが「デザインする・つくる」という選択肢を得る、という思いでスタートいたしました。
これは、急速に進化するデジタル加工技術を活用することにより可能となり、
一般の人たちがものづくり(デジタルファブリケーション)を体験できる時代を目指したものです。略
「暮らしに役立つ生活雑貨」をテーマに3種類のデジタル加工機によってつくり出される「雑貨」の、
デザインとアイデアと技術を競うアワードとして開催いたします。
企画書だけで応募でき、実際の製作は入選作品だけでよいということで、せっかくの機会だしと、イラストを書いて応募したところ、思いもかけず入選のお知らせが届きました。おお、これが当選の喜びか。人生でこれまで一度も呼ばれたことがない「作家さん」という言葉に安易に心が躍ります。
しかし、一つの難関が立ちはだかりました。
作品を作れる風に企画書は書いたけれども、わたし、レーザーカッターを一度も使ったことがないのですよ。