2015-10

2015年10月31日
地味な仮装のハロウィンパーティーでスタバの店員になってみた

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みんな大好きデイリーポータルZさんが、地味な仮装のハロウィンパーティーを実施するという。

誘える相手がいなくて、行こうか行くまいかかなり悩んだのだけれども、直前の宣伝USTでマズローの5段階欲求のコスプレというのを見てしまって、いたくツボに入りもうこれは行くしかないなと。

なにになろうか考えた結果スタバの店員さんのコスプレをすることにしました。(ちなみに普段はドトール派です)

会場で出会ったほぼすべての方に、エプロンをどうしたのかと聞かれたのですが、自作です。(ヤフオクだとプレミアがついて結構なお値段になっているのです)

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2015年10月23日
LOFT & Fab Award 2015 入選作品が展示されています

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まえまえから「パスタ1人分100gは多すぎる。でも一般のパスタメジャーは1人前100gだから、オリジナルの80gとか70gのパスタメジャーが欲しいよな。レーザーカッター使ったら簡単につくれるんじゃないかなー」と思っておりまして、そんな矢先にレーザーカッターの作品を応募できる「LOFT & Fab Award」というイベントを知ったのです。

昨年第1回を開催いたしました「LOFT & Fab Award」は「使う人が作る人」というコンセプトのもとに、
生活者自らが「デザインする・つくる」という選択肢を得る、という思いでスタートいたしました。
これは、急速に進化するデジタル加工技術を活用することにより可能となり、
一般の人たちがものづくり(デジタルファブリケーション)を体験できる時代を目指したものです。

「暮らしに役立つ生活雑貨」をテーマに3種類のデジタル加工機によってつくり出される「雑貨」の、
デザインとアイデアと技術を競うアワードとして開催いたします。

企画書だけで応募でき、実際の製作は入選作品だけでよいということで、せっかくの機会だしと、イラストを書いて応募したところ、思いもかけず入選のお知らせが届きました。おお、これが当選の喜びか。人生でこれまで一度も呼ばれたことがない「作家さん」という言葉に安易に心が躍ります。

しかし、一つの難関が立ちはだかりました。

作品を作れる風に企画書は書いたけれども、わたし、レーザーカッターを一度も使ったことがないのですよ。

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2015年10月2日
ニューヨーク、旅のあれこれ

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今回のニューヨーク視察で知った旅のTipsのメモです。

通信環境:Ready Sim+simフリータブレットで

旅行中は、T-mobileのReady SimをiPad miniのSIMフリーモデムにさして使っていました。JFK空港についたときにiPadを再起動してしばらくするとSMSが届き、アクティベーションもつつがなく進行しました。APN設定を「wholesale」に変更するだけで通信がスタートできました。(もっと面倒かと思っていました…)。

Google Mapのマイマップに行きたいところをあらかじめマッピングしておけば、現在地と行先の経路検索もスムーズに。

↑実際に旅行で使ったマップ(一部改編しています)

ただ、調子に乗ってWEBを閲覧したり音楽を聞きすぎたりしたからか、プリペイドで購入した500MBを3日で使い切ってしまいました…。イモトのwifiをバックアップに用意しておいて助かりました。いずれも地下鉄では使えないのがちょいと厳しかったですが。また、こういうものに頼りすぎると、頭の中に街の地図がなかなか描けなくて困りますね。やっぱり到着した先の紙の地図と路線図は速攻入手すべきなのだな、と思いました。(気づいて3日目に地図を買いました)

宿泊:Airbnbを使ってみた

話題のAirbnbを使ってみたところ、これが大当たり。ブルックリンのFort Greenという場所の、レイティングが高い女性ホストさんを選択。1泊7,500円。直前までチェックイン方法についての連絡がなかったのにはヒヤヒヤして、一時はキャンセルも考えたのですが、NYのホテル代は1泊2~3万円がざらで、いまさらどうしたものか…と悩んでいたところ出発の2日前に連絡が。「私はあなたが到着する時間にはいないから、角の店で鍵をピックアップしてね」と、メッセージ。ほんとうにほっとしましたが、同時に心臓には悪いな…と思いました。

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2015年10月1日
World Maker Faire New York 2015 レポートとちょっとしたご報告

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2015年9月26日、27日に行われたWorld Maker Faire New Yorkに遊びに行きました。

海外のMaker Faireに参加するのは2013年のサンフランシスコベイエリア、2014年の深センに続き3回目です。NYの流通小売業の最新の動向視察と絡めて、えいや!と行ってしまいました。

会場はニューヨーク郊外のクイーンズにあるNew York Hall of Science(ニューヨーク科学博物館)。

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建物の中だけでなく、建物の外に大小さまざまなテントをはって、屋外でもたくさんの展示が行われています。雨が降らないことを見越してなのでしょうが、日本では考えられないな…と本当に羨ましく感じました。予定では900のMakerと、9万人の来場者、65社以上のスポンサーを見込んでいます。入場料は早割で1日37ドル(ちなみに当日券は45ドル)。日本からeventbriteで購入していきました。

会場は6つのゾーンに分かれていて、ゾーンごとにゆるやかにテーマが割り振られています。コンピュータ、ロボット、クラフト、教育、医療、ドローン、宇宙…等々。このあたりのジャンルは、日本とあまり違いがないようです。大きな違いはといえば、それぞれのゾーン1つ1つが、東京ビッグサイトのホール1つ分ぐらいの広さはあるのではないかということ。広さは日本の6倍…以上はあるような。

今回はじめてニューヨークという街を訪れてみて、町中の美術館やギャラリーの多さや、モニュメントの多さなどに、アートというものが普通に根付いている地域なのだなということを強く感じました。街を散歩していても、ちょっとしたアーティスティックな展示がそこここでゲリラ的に行われているのです。

ユニオンスクエアのそばでみかけた手作りのハト。

Keiko Kanoさん(@keikokano)が投稿した写真

そんなニューヨークという土地柄か、NYのMaker Faireはほかの地域のそれと比べてもアート色が強い展示が目立ったような気がします。

オランダのアーティストさんの作品。砂で地面に文字を書きながら進んでいます。

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Gamelatron。ガムランの音が心地よくて、周囲にはたくさんの人が横になっていました。

Keiko Kanoさん(@keikokano)が投稿した動画

こちらはプラズマボット。ガラス管の中にプラズマが走り、音楽と一緒にゆれます。

 Keiko Kanoさん(@keikokano)が投稿した動画

アメリカのお家芸?巨大展示。バーニングマン系。手のひら、口から火を噴くオブジェ。中に人が乗り込んで操作できるのもかっこいい。

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256台のRaspberryPiでMapReduceを可視化するプロジェクト。

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プロジェクションされた顔がこちらに向けて語り掛けてきます。怖いです…。

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ドローンバトルとドローンレースはDJIがスポンサーについています。司会者の煽った感じのアナウンスとか、ぶつかり合うドローンのカッコよさとか、噂には聞いていましたが、本当に華があるコーナーでした。目の前の網にドローンが思いっきり衝突してきて、観客から歓声が。びっくりしつつも楽しい。これはぜひ生で見ていただきたいです。

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個人的にはプリミティブなものが好きなので、この手のひらの熱で動くエンジン機関など最高にかっこよいなと思います。またこのおじさんのドヤ顔も素敵です。

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このゲームも面白そう。5つのオブジェを使って、例示された形を再現するというゲーム。数学者の方が考案されたそうです。

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農業系、クラフト系もかなり多くの展示があります。クラフト系は、あまりテクノロジーというところとは関係ない人たちも出展していました。(活版印刷で作ったカードとか、手作りのアクセサリーとか)

オープンな個人用プチ温室。Arduinoで光りや水、温度をコントロールします。

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いろとりどりのワッペンとか。

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HEALTHのコーナーができていました。医療関連のDIYで義手やネブライザーなどがありました。

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段ボールでできた恐竜。この手のモノはこどもウケがはんぱないです。「ぎゃー、だいなそーーーー♡」といいながら次々と子供が追いかけていきます。

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R2-D2とこども。

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一部だけSlideshareにまとめましたのでご覧くださいませ。

あ、こんなものが作れるんだ。こんなアイデアがあるんだ。きれいだ。不思議。おもしろい!かわいい!!…Maker Faireを訪れると、人間の想像力は本当に無限なのだと思わずにはいられなくなるのです。さまざまな作品に触れることで、こんなものも作りたい、あんなものも作れるんじゃないか?と自分のクリエイティビティも刺激されます。イベント会場を出るころには、ネタ帳のメモがびっしり、という感じ。わくわくするし、生きる力が湧いてくる。素晴らしいイベントなんだな。関わることができてよかったな、と思いました。

最後にご報告です。2015年9月末日で株式会社オライリー・ジャパン Maker Faire Tokyo の事務局としての業務契約を終了いたしました。見様見真似でスタートしたスポンサー担当、広報担当の仕事でしたが、多くの人に支えていただいて、なんとかお役目を全うすることができました。Maker Confernce Tokyo 2012からお手伝いをはじめて、3年半という短い期間でしたが、ものすごい勢いで成長していくイベントに内側から携わることができたのは、私にとって大きな財産になりました。チャンスを与えてくれたオライリーさんには感謝の気持ちしかありません。また、力が足りない私を、あたたかく見守ってくださったスポンサー企業の方、メディアの皆さま、運営スタッフのみなさん、Makerのみなさんにも心からお礼申し上げ下ます。

本年2月に自分の会社、株式会社プレーンテキストを立ち上げました。小さな会社ではありますが、ことばの力やシステムの力で、少しでもよい社会作りに貢献することをミッションに掲げており、そちらで企画、編集、執筆、マーケティング支援、システム構築支援業を中心に取り組んでいる次第です。お仕事などご一緒することがありましたら、どうぞよろしくお願いします。

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