映画
2014年3月2日
クレージー作戦 くたばれ! 無責任 (1963)
マラソンで頑張りすぎた反動か、風邪をひいて自宅に引きこもっていました。
こういうときにネットというものは恐ろしく便利で、まだ読んでいなかった「ブラックジャックによろしく」をKindleで無料DLして全巻読破したり、懐かしいドラマをあさってみたりしています。
そんなときHuluで見つけたのがクレイジーキャッツの上記タイトルの映画でした。映画の筋もわかりやすくて面白かったし、音楽も役者さんも最高でしたが、1960年代の風俗が素敵すぎでした。
鶴亀製菓は飲めばたちまちやる気が出てハッスルする新製品「ハッスルコーラ」を完成させた。会社一の無気力社員、田中太郎がコーラを飲んだ途端大ハッスルのモーレツ社員に豹変したことでコーラの効き目が実証されるのだが、コーラに含まれる薬物のせいで販売が出来なくなってしまう。困った会社は子会社を作って、総務課の大沢部長と田中含むダメ社員6人にコーラを押し付ける。7人はあの手この手でコーラを売ろうとするが、実はこの子会社設立には会社のある企みがあった。 wikipediaより。
そもそもこのハッスルコーラがやばい。
飲む前。暗くていけてなーい田中太郎。
飲んだ後。はちゃめちゃな元気良さを示す田中太郎。
これはもう向精神薬がコーラに混ぜられているとしか思いえないラリっぷり。このストーリー自体今なら自主規制がかかりそうです。
そして会議のシーンではタバコもくもく!考えられないけど、数年前までは分煙でさえなかったんですものね…。
当然会社にはパソコンが無い。パソコンが無い時代の仕事の仕方を私は知りません…とほほ…。
電話交換手という仕事の様子が垣間見られます。あとキーパンチャーって人の仕事も一度動画で見てみたい。
仕事の後にデートでプールにいくのだそうだ…。どうやらデパートの屋上にありそうな風情です。
ハッスルコーラを売っていた食料品店。スーパーマーケットのはしり?
ここのサイトの方のロケ地チェックがすばらしすぎます。冒頭で出てくる団地が荻窪団地であることをつきとめていらっしゃる…!
http://ogikubo-toho.com/seitikutabare.html
風俗や景色からは日本のこの50年間の変化の激しさを感じるのですが、十分今の私たちでも笑える筋立て。よいものはいつまでたってもよいのだと思わずにはいられません。
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